イベントレポート


2015.2.15
台湾巨匠傑作選『ヤンヤン 夏の想い出』糸井敏浩さんトーク開催しました!


80年代に発生した〈台湾ニューウェーブ〉から未来に続く現在までの台湾映画史を観る特集上映『台湾巨匠傑作選』。2/14(土)の『ヤンヤン 夏の想い出』上映後、「エドワード・ヤンと台湾ニューウェーブ」と題し、中国語通訳・ライターとして活躍される糸井敏浩さんにお越しいただいてトークを開催しました。

20名ほどの参加者の中で「エドワード・ヤン監督の作品を他に観たことがある方?」との糸井さんの問いかけに手を挙げたのはたった2名。それではと、エドワード・ヤンの来歴から50年代以降の台湾の映画状況、ニューウェーブの発生、日本における台湾映画の存在まで、詳しく話していただきました。

好景気の70年代には娯楽作品を連発した台湾映画界ですが、70年代後半からの景気悪化に伴い不安感が色濃くなりながらも、今が自分たち本来の姿に立ち返る時だという気力に満ちていたと言います。そこでまずは文学のニューウェーブが起こり、それに追随する形で映画にも新しい波が起きたのだそうです。

このニューウェーブには大きく2つの流れがあり、1つは労働階級の暮らしを徹底的なリアリズムで描き、ホウ・シャオシェン監督の映画に受け継がれてゆくもの、もう1つはもっとポップでオルタナティブな世界を指向するもので、これを映画で実現していったのがエドワード・ヤン監督でした。

エドワード・ヤン監督の映画のキーワードは「皮肉」と「選択」だと糸井さん。今年の大阪アジアン映画祭ではデビュー作である『光陰的故事』(オムニバス)と『恐怖分子』が上映されるので、ぜひそれを頭に置いて観てみてほしいと話します。

最後に、エドワード・ヤン監督の大傑作『牯嶺街少年殺人事件』を劇場で再映することが夢だと語ってくれた糸井さん。実現の折にはぜひ、元町映画館でも上映させてください(マジで)!!

『台湾巨匠傑作選』は2/20(金)までの上映、『ヤンヤン 夏の想い出』は残すところ2/17(火)16:10の回を残すのみです。どうかこの傑作をお観逃しなく。

(mirai)

 

2014.02.11
『ボーカロイドオペラ葵上 with 文楽人形』吉田幸助さん&田廻弘志さん&加納真監督舞台挨拶開催しました!

歌声合成ソフトウェアであるボーカロイドが歌い、300年の歴史を持つ文楽人形が役を演じる―。新旧カルチャーを融合させた前代未聞のオペラ劇『ボーカロイドオペラ葵上 with 文楽人形』。

2/9(月)の上映後、人形遣いの吉田幸助さん、台本・音楽などを手がけられた田廻弘志さん、加納真監督の舞台挨拶を開催しました。

この特異な映画の制作の経緯や撮影のウラ話など、興味深いお話がたくさん飛び出しました。プロデューサーの田廻明子さんが吉田幸助さんに演じてもらいたくて猛アタックしたという話では、吉田幸助さんが「一回断ったのに諦めてくれなくて…これは断るととんでもないことが起きると思った」と客席を笑わせ、後から舞台上に引っ張り出された田廻明子さんから「みなさん!大阪人の話は鵜呑みにしちゃダメ!」と言われ、またまた笑いを誘っていました。

約20分の舞台挨拶は終始笑いが絶えず、非常に楽しい時間でした。舞台挨拶後に開催したサイン会も盛況で、ストーリーの原案となった能の「葵上」との役柄の違いなどを尋ねるお客さまもいらっしゃいました。「能をやっていた」という若い女の子も!

伝統芸能と新しい技術、新旧カルチャーのコラボというチャレンジを試みた本作を、ぜひいろんな世代の方に体験してほしいと思っています。2/20(金)まで上映しておりますので、ぜひ劇場でご覧ください。

前日までうめだ文楽の公演をされていた吉田幸助さんも、また4月に大阪・国立文楽劇場での公演を控えていらっしゃいます。この機会にぜひ、生の文楽にも触れていただけたらと思います。

(mirai)

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2017.9.20
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2017.9.16
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2017.8.30
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2017.8.26
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