イベントレポート


2016.9.27
「即席映画ライター養成講座/うまく伝わる文章の考え方と書き方」参加者からレポートが届きました!


受講後のカフェで友だちと、さっそく覚えたばかりの撮影テクニックでパフェ撮影大会に…。

9/17開催の「即席映画ライター養成講座/うまく伝わる文章の考え方と書き方」では、ブログに載せる写真講座もあったのですが、いきなり実践でした。

そのなか、いままで伝えたい思いだけでいきなり文章を書きはじめていました。

ですが、相手に伝わらなければ、ただの自己満足。読者にとって多くの情報のなかから、キャッチしてもらうためにどうしたらいいのだろう?

そこで、伝えたい相手を想定する"ペルソナ設定"。
ひとりひとりの人物の性格、生活状態など、一緒に暮らしているぐらい具体的にイメージ。そうすることで何をどのように伝えればいいのか明確になり、表現の仕方も変わってきます。

他にも、意識することがあり、少し書きだしてみますと。
・文章に100%の完成度はない。
・ただし、工夫(リライト)によって、その完成度を100%に近づけることはできる。
・書くときは、はじめの3行で決める!
・取材・リサーチを、クセづけるぐらいが調度いい。
・原稿を一晩寝かせる。※最低でも3~5時間。
・継続は力なり。
・写真撮影のコツは「三分割法」

講座は「即席映画ライター養成講座」と銘打ってましたけど、Web検索の工夫、時代に対応した情報発信の仕方、それ以外にも活用できる、ノウハウが満載でした。

スライドを使っての解説は、撮影OKでしたので、お話しに集中でき、実践に役立つ参考書籍の紹介も魅力的。

伝わる文章にいちばん大切なのは"リライト"かもしれません。

☆10/2(土)に追加の開催が決定!
詳細・お申込→

(日向ひさ)


2016.9.22
9/18(日)元町シネクラブvol.35開催しました。


今回の作品は『シリア・モナムール』『シアター・プノンペン』『LISTEN』『若き詩人』といったラインナップ。ドキュメント、無音、フランスの新人監督の映画といった色鮮やかな作品ばかり。

その中でも『シリア・モナムール』『シアター・プノンペン』が特に盛り上がりました。

前者は内戦が起こるシリアにいる人々が撮影した1000枚の写真や動画で構成されており、目を覆いたくなるような描写の連続でした。でもこれが現実。海を越えて起こっている現実。疑いようがありません。参加者には上映に合わせて開催された岡真理さん(京都大学大学院教授)のトークに参加された方もおり、その模様もお話ししてくれました。トークは本当に良かったようです。「今起こっている内紛は『第3次世界大戦』と同じようなもので、大国が操作して起こっているもの」という言葉が印象的だったとお話しされました。

後者ははカンボジアのソト・クォリーカーという女性監督の作品。

参加者の感想としては「昔の台湾映画のようだった」「男がかなりイケメンという設定だったがそうかぁ?」「カンボジアの映画を見ることはまぁない。良い機会になった」など様々。
確かに様々な映画が連日上映されていますが「カンボジア映画」を見るのは初めてだったという人も多かったのでは?
話題は作品の内容よりも、登場人物の外見へ。俳優ではなく、カンボジアで有名な脚本家やアイドルが使われているなど様々。いやはや、日本と外国人の"イケメン"、"美人"の線引きはわかりづらく、そこが気になっているかたも多くいらっしゃいました。
歴史映画と思いきや、メロドラマ的な要素もあり、参加者の目の付け所は同じ映画でもいたるところにあり、面白い。

『シン・ゴジラ』『君の名は。』世間で大ヒットしている作品ですが、元町映画館で上映している作品も負けず劣らず面白いですよ。動員はヒエっ(怯)ですが…。

そしてご注意を!
次回のシネクラブは10/15(土)13:30~からいつもの日曜日ではなく土曜日に実施です。
お間違えなく~。

(芋羊甘)


2016.9.19
9/17(土)「即席映画ライター養成講座/うまく伝わる文章の考え方と書き方」開催しました。


Webライティングは3行で決めろ!
書けることに賭ける人のための文章教室を開催しました!
完成度100%の文章はない!しかし...

しかし以下の...が参加した15名が教わったことでした。
講師の中元文月さんによれば4行目になるとほとんどの読者は去って行くそうです。だからもういいやと私もあなたもなりそうですがもう少しお付き合いください。
教わったことの何%かはこのレポートで実践できればと思っています。

この催しは元町映画館2階にある定員20名ほどの小部屋にて行なわれました。
ひと言で内容は、即席映画ライター養成講座。
過去にも開催したのですが当時の参加者はおられませんでした。

教わったノウハウをざっと並べます。
・誰に伝えるかを明確にするために読み手を具体的に設定せよ!(ペルソナ設定)
・100%の完璧な文章はないがリライトすることで完成度を上げることは100%可能だ!
・書く前にリサーチしたものを10分の1に圧縮することでよいものになる!(ウィキペディアなどからのお手軽入手は避ける)
細かくはまだまだありますが重要だと思われる3つを挙げました。

個人的にはリライトが即席的に?重要だと思いました。
自分で読み返した時(音読の視点が重要)に言葉がつながっていく音の連なりが不自然だったらリライトすべきなのです。これは基本的なことなので皆さんメールなど書く時に無意識にではあれ注意されていることかもしれません。

なるほどそうだと深く同意したのは「書くことの10倍はリサーチせよ!」です。余分なものを削ぎ落とすことによって簡潔な文章が浮かび上がってくるというイメージは何だか美しい。

ペルソナ設定は要するに具体的な人物に宛てて手紙を書けなんですが難しいです。この報告文は不特定ごく少数(ゼロかもしれない)へ向けて書かれていますので。

とにかく素晴らしい体験(映画)はよい文章で伝えたいですね。

(高橋)


2016.9.13
「ダミアン・マニヴェル×五十嵐耕平 ふたりの映画の現在地報告」開催しました!


9月11日に五十嵐耕平監督とダミアン・マニヴェル監督をお招きしてトークイベントを開催しました。お二人は世界から注目を集める新鋭監督ですが、なんと次回作を共同で監督すると言います。そんな日仏"夢のタッグ"の知らせに興奮した元町映画館スタッフが新作について現在の状況を伺うべく本イベントを急遽企画しました。

まだ出来上がっていない作品について話すイベントは元町映画館では初の試みでした。というか関西でもあまり耳にしません…。今回このような貴重な機会を設けることができてとても嬉しく思います。当日お二人が劇場に到着した際にお聞きすると、東京でもこういった趣旨のイベントはまだ本作では開催していないとのこと。ということは、あの場にいた人たちが今最もお二人の新作を知っている観客ということになります!元町映画館、意外とやりますね!(自画自賛)

イベントではお二人の出会い、共同監督に至った経緯、新作の現在の状況、映画のキャスティングなどに話が及びました。印象的だったのは共同で監督するということに関してまったく気負いがない、というか弱みを感じていないということ。個人的には作品からお二人の強い個性を感じていたものですから、喧嘩とかするんだろうなーと勝手に想像していたのですが、それもゼロとのことです。反対に脚本執筆は内に籠る作業になるので、アイデアを一緒に考えたり、自分の考えに首を振ってくれる相手がいることがすごく嬉しいと話していました。

なんと新作のストーリーにも触れていただきました!まず最初にあったストーリーはダミアン監督が実際に子供の時に経験したロマンチックすぎる初恋話を基にしたものだったそうですが、そこから脚本は何度も上塗りするように変わってきて、固まりつつあるのは「雪原を舞台に少年が冒険する話」とのことです。イベントの最後に五十嵐監督が「恋愛モノに戻っているかも」と冗談で仰っていましたが、果たしてどうなるのでしょうか!?(笑)

後半は相談タイム!お二人が新作の制作において抱えている問題をご来場させたお客さまに考えてもらおうということで、お客さまへ監督たちが逆に質問を投げかけました。幼少期の"ある経験"に関する質問だったのですが、意外にもたくさんの手が挙がりました。(これがホントに意外!)作品に反映されていたら嬉しいですね。

いやー新作が楽しみです。かくいう私(斉藤)もお二人の大ファン。一体どんな作品になるのか待ち遠しくて仕方がありません!順調に進めば2017年内に公開できるとのことです。往復書簡として新作についての二人のやり取りが公開されています。→こちらを覗けば現在の状況も知ることができるのでぜひチェックしてみてください。そして現在公開中のダミアン・マニヴェル監督の『若き詩人』、こちらを観ずして新作へは臨めませんよ!ぜひご鑑賞の程よろしくお願いします。

(斉藤)


2016.9.13
9月10日『若き詩人』ダミアン・マニヴェル監督トークショー開催しました!


すべて自費のDIYによって制作され、ロカルノ国際映画祭2014にて特別大賞を受賞した『若き詩人』。公開を記念してダミアン・マニヴェル監督のトークショーを開催しました。トークのお相手はフランスのカルチャー情報を発信するサイト「French Bloom Net」を主宰する釣馨(つり・かおる)さんが務めました。

まず釣馨さんが『若き詩人』内に登場した墓地について言及されます。あれはポール・ヴァレリーのお墓であるとのこと。ポール・ヴァレリーと言えば映画の舞台でもあったフランス・セット出身の詩人ですが、知らないという方もおそらく馴染みがあるはず…。『海辺の墓地』という詩の中に「風立ちぬ いざ生きめやも」(訳:堀辰雄)という一節があって、ピンときた方も多いと思いますが宮崎駿さんが監督した『風立ちぬ』はここから採ったとのことでした。

ダミアン監督は本作を主人公レミ君のある種のポートレイトであると話します。初めてレミ君と出会ったのは彼が14才で短編『犬を連れた女』撮影の時でした。(『犬を連れた女』は「ダミアン・マニヴェル監督短篇集」内で上映しています。『若き詩人』と合わせてぜひご覧ください!)レミ君という人間について、いつも驚かしてくれる人と語り、本作の役のように実際に詩を書いたそうなんですが、それが実に真摯な詩で感動したというエピソードも披露していただきました。

制作秘話として驚きだったのは、『若き詩人』に出演した人たちがプロではないということです。セットで出会った人々であり、実際にエンゾは漁師、レオノールはお母さんとバカンスに来ていた女の子だそうです。こういったフィクション、或いは偶然を柔軟に取り入れるところに『若き詩人』の自由闊達な空気の秘密があるのだなと鑑賞後もやもやしていた気持ちがすっきりしました。

その他にも映画ファンとして興味津々だったのはフェイバリットな監督の名前をお伺いできたことです。はじめにロベール・ブレッソン、ツァイ・ミンリャンの名前が挙がり、日本の監督に移ると成瀬巳喜男、相米慎二、小津安二郎などが挙がりました。若手監督たちにも注目しているそうで、そこでは五十嵐耕平の名前が挙がりました。

影響は受けていないと話していましたが、日本のアニメもたくさん見て育ったようです。というのもダミアン監督の世代(30代)はほぼTVで日本のアニメーションを見ているとのこと。そこから、次回作を日本で撮るということで「日本に惹かれた理由は?」の質問に対しては「好きだし、落ち着くけど何故かはわからない」と回答されました。「わからないから映画を撮るんだ」というお話がとても印象に残りました。

(斉藤)


2016.9.10
祝☆元町映画館6周年 スタッフによるトーク開催!


元町映画館はおかげさまで8/21(日)に6周年を迎えました。それもこれも劇場に映画を見に来てくれるお客様のおかげ。少しでもお客様に直接お礼が言いたい!ということで9/2(金)にスタッフによる「元町映画館のつくり方」と題したトークを9/2(金)に開催しました。

登壇者は支配人の林、劇場スタッフの齋藤、宮本の3名。当日のお客様は黒沢清監督の処女作『神田川淫乱戦争』をご覧になった後にトークは始まりました。

まずはじめに差し入れでいただいた金箔入り日本酒でお客様と一緒に『カンパイ!』。そして始まったトーク。今回の6周年の特集上映がなぜ巨匠の処女作なのか、なぜ齋藤、宮本が元町映画館で働くことになったかなど作品からスタッフのことまで広くあさ~くお話していただきました。

特に「若手スタッフがなぜ元町映画館を知ったか」この話題が非常に興味深い。本当に偶然なんでしょうが『アラン・ドロン特集』を見たことが印象的だったようです。映画通なら誰でも知っているアラン・ドロン。自称映画好きだった二人を惹きつけるアラン・ドロンの魅力。何となくこびりついているプールに札束が浮かんだシーン。舞台上の誰もがタイトルを忘れてもシーンを鮮明に覚えている。これが若さか!!

お客様からで「周年企画といった特集上映での作品選定の方法は?」「現在、企画中の特集は?」という質問が上がりました。普段、当たり前のように作品選定をしているスタッフたち。お客様から見ると次、どうのような作品を見ることができるのか、そこが重要であり楽しみの一つなんですね。スタッフが劇場で見て欲しい作品とお客様が今、一番見たい作品が合致しないのも事実。

このような場所を初めて設けてみてわかる、お客様と劇場の距離。お祝いのために用意した今回のステージで棚からぼた餅、映画に対して、劇場に対してどのようなことを考えているのか少しクリアになってよかった、そんな時間でした。

支配人の林によると次の目標は10周年。その時は今回よりもさらに盛大に行うことができますように、元町映画館は走り続けますよ~。

今回のトーク、そして周年企画の作品をご覧になっていただいた皆様、本当にありがとうございました!!

(芋羊甘)


2016.9.6
『シアター・プノンペン』スペシャルトークを開催しました。


9/4(日)、映画『シアター・プノンペン』をより良く理解するため、近畿大学国際学部の秦辰也教授にお越し頂き「カンボジアの歴史文化と近年の映画事情」と題して、トークをして頂きました。

秦先生は、1984年〜92年、当時のNGO曹洞宗ボランティア会(現・公益社団法人シャンティ国際ボランティア会)に参加し、タイのバンコクを拠点に、カンボジア国境の難民キャンプで長く救援活動をされていました。
1975年ポル・ポト率いるクメール・ルージュが政権を樹立し、大量の自国民虐殺を繰り返し、1991年のパリ和平協定締結までに、全人口の4分の1にあたる170万人が殺害されたといいます。80年代には難民キャンプが毎日溢れていたそうで、収容数10万人を超えた難民キャンプもあったらしいです。
ポル・ポト政権下は、中国の文化大革命と同じように、文化人や芸術家など迫害され、映画館などは閉鎖、廃棄され、歌手や役者、映画監督などは農村への強制労働に送られたそうです。

当館でも上映した、リティ・パニュ監督の名作『消えた画』にも描かれていたように、ポル・ポト以前のシハヌーク時代には、商業映画も盛んで、特にシハヌークさんは映画好きで、監督までされていたそうです。しかし、その9割以上が、クメール・ルージュによって、破壊・廃棄され、現首都のプノンペンなどは廃墟と化し、人口ゼロだったといいます。若者はディスコに行ったりして、普通に賑わっていた都市が、人口ゼロになるというのは想像を絶する破壊だったにちがいありません。
『シアター・プノンペン』の母親役のディ・サヴェットさんはシハヌーク監督作にも出演し、60年代はトップ女優として活躍しましたが、ポル・ポトが政権を取った75年にパリに亡命したので、命だけは助かったそうです。

秦先生は、それから40年経って現在、カンボジアは凄い勢いで、復興・開発が進み、ようやく過去の負の歴史にも向き合えるようになったと言います。複雑な哀しい時代を経験している人たちが、過去の過ちを忘れないように、ようやく語り出し、国産の映画はまだまだ少ないですが、『シアター・プノンペン』のような素晴らしい映画も作られるようになって来た。これからのカンボジア映画界をみなさん見ていて下さい。と最後に締めくくられました。

(藤島)


2016.9.6
『シリア・モナムール』岡真理さん&ヤマーン・カヤーリーさんトーク開催しました!


9/4(日)『シリア・モナムール』上映後、京都大学大学院教授の岡真理さんと京都大学東南アジア研究所助教でシリア人のヤマーン・カヤーリーさんをお迎えしてトークを開催しました。

まずはこの作品について、【内戦下の惨状を市民が携帯などで撮影した映像を繋いだ】と紹介されることが多いが、そうじゃない!と岡さん。イメージショット、クルド語の詩、考え抜き練り上げられたオサマとシマヴの対話、これは【綿密に作り込まれた映像詩】であり、文学性が高いと話します。

引用・参照されていると岡さんが指摘する作品は、アラビアンナイトとも呼ばれる「千夜一夜物語」、アラビア語の小説「肉体の記憶」(残念ながら邦訳なし)、アラン・レネ監督による長編処女映画『ヒロシマ・モナムール』(邦題『二十四時間の情事』)の3つ。詳しくは本作パンフレットに岡さんの寄稿があるのでそちらをぜひ読んでください。

『ヒロシマ・モナムール』では主人公のフランス人女性が第二次大戦時に敵国の将校と恋仲になったことで受けた痛みを通して"ヒロシマの痛み"を描き出します。本作も同様に、インターネット上に溢れかえる凄惨な映像を祖国から遠く離れた異国で目にして、何もできない絶望の中にいる「自分(=オサーマ監督)」の痛みを提示することで、観る者がシリアの痛みに触れられると岡さん。シェヘラザードのようなシマヴが子どもたちを育てていることにより未来への希望も描いていると話します。

ヤマーンさんは、「インターネット上に溢れるこの種の映像の中で、とても重要なものがピックアップされている。男女の対話で進行するというところが重要で、マスメディアとは異なる伝え方をしている」と映画の感想を述べられ、「報道では必ず"内戦"と言うが、イスラーム国の兵士は米英仏など世界各地から集まっている。もうこれは"内戦"ではなく"世界戦争"なのだと認識してほしい。国連をコントロールしているのは結局戦勝国で、"力"という言語しかわからない。困難に晒された歴史を持ち、痛みのわかる者が国連を動かすべき」と訴えます。

ヤマーンさんは、日本に留学しているシリア人の仲間たちと「Syrian Hands」という現地の女性や孤児を支援するNGO活動をしています。トーク終了後には購入希望のお客さまが列をなす人気。ぜひホームページをご覧ください。
Syrian Hands→

留学中に内戦が勃発し、そのまま帰国できなくなってしまったヤマーンさん。シリアのご家族の無事と、ヤマーンさんの一日も早い帰国が叶うことを願わずにはいられません。

(mirai)


2016.9.6
矢崎仁司監督×5人の脚本家×テーマKISS、
映画『XXX KISS KISS KISS』初日9/3(土)舞台挨拶開催!


お迎えしたゲストは、
我らの矢崎仁司監督
矢崎監督の初期から撮影担当の石井勲さん
1話『儀式』脚本、脚本チームのリーダー武田知愛さん
3話『さよならのはじめかた』脚本、中森桃子さん
5話『初恋』脚本、大倉加津子さん
司会は矢崎監督の大ファン、元町映画館支配人、林未来です。

この映画は彼女ら脚本家集団チュープロが矢崎監督に脚本を持ち込み始まったそうです。
月数回の打合せが1年続き脚本が練られました。
撮影はスタッフが少なく大変だったそうです。
現場に彼女らがおにぎりとサンドイッチを作りリヤカー押して駆けつけたと聞いて驚きました。
『XXX』の場合脚本家は始まりからずっと作品を応援しているのです。

撮影ペース(1本約30分×5作品)を心配した撮影の石井さんは「矢崎さん、長編じゃないよ」と言われたとか。
それと台風にも邪魔されて...と話を聞く方は大変とは思いつつなんだか皆さん楽しそうでした。

お客様の質問も紹介します。

質問、ラジオのシーンで内容がいつも変わっていったのは何故ですか?
シナリオではテレビだったが毎朝歳月の積み重ねを出したくて監督のアイデアでラジオに。
それを聞くとなるほどラジオの方がぴったりだと思いました。

質問、5つの話の順番はどう決めたのですか?
5話からなっているがオムニバスと思ってほしくないので編集上の工夫をした。
各話の終わりにクレジットは無く気付いたら次のお話が始まっていたという具合です。

『XXX』チラシのオモテ面に多くの映画監督の名前がアルファベットで書かれています。
「沢山の監督たちからボールを投げてもらったので投げ返したかった」という矢崎監督が素敵でした。
さて、どんな映画なのかはその目でお確かめを!

(高橋)

本日の上映作品

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