イベントレポート


2016.11.28
『不思議惑星キン・ザ・ザ』スペシャルトークショーを開催しました。


大好評の『不思議惑星キン・ザ・ザ』2週目に突入した11/26(土)スペシャル・トークショーを開催いたしました。トークをしていただくのは、音楽家の安井麻人さんと芸術家の保山ひャン。とっても濃いお二人の登場でちょっと心配です。

安井さんはその昔、25年ほど前に大阪の「扇町ミュージアムスクエア」での上映で観られたそうで、満員で立見で観られたとのこと。2時間13分の大作を立見で大変でしたと当時を振り返っていました。今回見直してみて、レイモンド・スコットのような音楽がめちゃめちゃ良いとあらためて思ったそうです。

保山ひャンはというと、昔から友人には「保山君が一番観るべき映画なのに」と言われ続けて20年、実は今回初めて本作を観たそうです。そして、1度しか観ていないのに何と『不思議惑星キン・ザ・ザ』の数々の謎が解けた!と豪語。
うーむ。ちょっとあやしいですが、まあ聴いてみましょう。

まず、「クー」というのは何か?それは、「去」という漢字の旧字体である「厺」をボディランゲージで表している。と。「去」というのは距離を置くということで、貴方に距離を置いていますという敬礼であると。そして、マッチ(=火薬)がとても貴重、文字を持たない=印刷技術がない、宇宙人が最初地球で迷子になっていたということで、羅針盤的な物が発達していない…。ということは「火薬」「紙」「羅針盤」という中国の三大発明の恩恵を受けていない星である。ということは「中国がない=支那ない」ということである。(ますますあやしくなってまいりました)
キン・ザ・ザには子どもがいない。ということは、この星では人は死なない(=支那ない)のではないか?という「不死疑惑」が出てきます。
そうです!キン・ザ・ザは不死疑惑の星=不思議惑星キン・ザ・ザでした!…って、ダジャレかい!と真剣に聴いていたお客さんは、唖然としております。そして、最後は苦笑。とほほ。

と、皆さんが完全に脱力したところで最後に安井さんが考えた「キン・ザ・ザゲーム」を皆でしようということになりました。
キン・ザ・ザと言えば、マッチ。マッチを擦って一発で火が点いた人が勝ち。点いた方には、大判のキン・ザ・ザカードをプレゼント!しかし、マッチを普通に擦れば誰でも火が点きます。というわけで、3種類のマッチ箱が出てきました。一つは予め擦り減ってツルツルになっているもの。もう一つは予め濡らしておいたもの。もう一つは予め「都こんぶ」ん?(マッチの擦るところに似てるけど!)
20名ほどいたお客様。果敢に挑戦しますが、皆さんなかなか点きません。最後の1人が点火。おおっ!と火が点いただけで皆さん大喜び。大判カードをゲットされました。しかし大判カードは10枚あったので、2巡目、3巡目で最後は普通のマッチ箱。ようやく終了。
最後は「クー」ポーズでさようなら。

まあそんなわけで、ゆるゆるのぐだぐだで、まさに脱力トークショーでありました。元町映画館でも珍しい、ヒドい(←褒め言葉)画期的なトークショーでした。あー楽しかった。

(おもしろ)   


2016.11.20
11/19(土)『将軍様、あなたのために映画を撮ります』トークイベント開催しました!


1978年に起きた韓国の国民的女優、崔銀姫(チェ・ウニ)と夫で映画監督の申相玉(シン・サンオク)の北朝鮮拉致事件の真相に迫るドキュメンタリー映画『将軍様、あなたのために映画を撮ります』。本作の公開を記念して、トークイベント「北朝鮮映画事情ウラオモテ」を開催しました!

ゲストスピーカーは関西大学文学部教授の菅原慶乃さんと映画パブリシストの岸野令子さん。菅原さんからはシン監督の経歴を追いながら作品についてお話しいただき、岸野さんからは第14回モスクワ映画祭でのチェさん、シン監督ら北朝鮮代表の方たちとの出会いについてお話しいただきました。

本作では金正日がシン監督に惚れ込んでいる様子が印象的でしたが、菅原さんの解説を聞いていると、惚れ込んでしまうのにも納得です。菅原さんはシン監督が初期からあらゆるジャンルを手がける"巧い"映画監督であると解説します。シン監督が好んで使うショパンによる情緒的な音楽はダグラス・サーク的で、定評のある演出を取り込むシン監督の器用さも指摘していました。また作品が売れるためだけではなく、民族のために一肌脱ぐ、社会派な作品作りにも好い印象を持たれているようです。

しかし、シン監督はその後、アニャン・スタジオ買収で経営難に突入します。そしてついには、検閲でカットしたはずのシーンが予告編に入り込んでしまったことをきっかけに、国内での映画製作が禁止されるのです。その停滞期に北朝鮮への拉致があるのですが、そこから一転、再び(しかも金銭的な自由を得て)映画を撮れるようになることは、この物語の興味深い点です。例えば、汽車の爆破という大掛かりな演出にも金正日は二つ返事だった、とのことでした。

結局、北朝鮮では監督作を7本、プロデュース作を13本撮ることになります。新しく北朝鮮で立ち上げられた申フィルムの作品は、なんと検閲なしで封切られたとのこと。なので『愛、愛、わたしの愛』という作品ではそれまでの北朝鮮映画ではありえなかった肌を露出するシーンが含まれたまま上映されました。そしてそのシーンが話題になり連日満席、初めて北朝鮮にダフ屋が登場した記念すべき作品になったそうです(笑)。シン監督によって北朝鮮の映画製作の風通しが良くなったことは疑いようもなく、功績は大きいとお二人は語ります。

北朝鮮拉致事件の真相はもちろんのこと、本作は2人の映画人が辿る数奇な物語としても観ることができるのではないでしょうか。しかしその物語のナゾは深いです。「日本語で録音されたテープは誰に向けたものだったのか」etc...。深く余韻が残り、そのナゾ自体がまた本作の魅力の一つになっています。上映は12/2(金)まで。お見逃しないように!!

(斉藤)   


2016.11.20
『聖なる呼吸』にて【託児付き上映】開催しました!


11/19(土)の朝、3週目に入った『聖なる呼吸 ヨガのルーツに出会う旅』にて【託児付き上映】を開催しました!

【託児付き上映】とは、小さなお子さまをお持ちの方にもたまにはゆっくりと映画を楽しんでいただきたい…!という思いで、元町映画館で2014年にスタートした企画です。2Fロビーに託児スペースを設置し、映画をご鑑賞いただいている間お子さまをお預かりするというもの。神戸市シルバー人材センターから、経験豊富な出張託児の「ぴよぴよ隊」にお越しいただいてお子さまを見ていただきます。

託児付き上映では、慣れない環境と親御さんと離れる不安から最初は泣き出すお子さまも多いのですが、今回お預かりした1歳半と4歳の男の子はずっとゴキゲンで元気に遊んでいました。ぴよぴよ隊の方手作りの「魚釣りゲーム」に夢中になったり、ミニカーやブロックで遊んだり、お絵描きしたり。最初はそれぞれ好きなオモチャで別々に遊んでいましたが、4歳の子が折り紙で紙飛行機を作り飛ばしだすと、小さな子も興味津々。近くに寄って、一緒に遊び始めました。

映画を観終えたお母さんは、「ヨガの映画ということで興味があって来たけど、映画館で映画を観られるってだけで嬉しい!もっとやってほしいです」と大満足されていました。そう言っていただけて私たちも感激です…!

【託児付き上映】は不定期ですが今後も続けていきます。短くても自分の時間を持つことで、明日からも頑張れそうと感じてもらえたら嬉しいです。

今後の情報は元町映画館ホームページやTwitter、チラシなどで発信しますが、託児付き上映専用のメルマガも発行しています。受信ご希望の方は、件名を「託児付き上映メルマガ希望」として、info@motoei.comまでお名前とメールアドレスをお知らせください。

(mirai)   


2016.11.20
11/17(木)堀潤之さんによる「ゴダール実況上映」開催しました!


ジャン=リュック・ゴダール監督が1960年に発表した『勝手にしやがれ』。この往年の名作を新たな視点で鑑賞すべく、解説付きの上映イベントを開催しました!名付けて「ゴダール実況上映」。上映後に作品を解説するトークイベントは多々見受けられますが、今回はその解説を"映画を上映している最中"に行いました!いわゆるコメンタリー上映と呼ばれるもので、当館では初の試みでした。上映をしながらマイクも同時に使用するため、ちょっとした設備投資も今回に合わせて行いました。

ゲストスピーカーは映画研究者の堀潤之さん。ゴダール研究の第一人者として知られています。堀さん自身も上映中に解説を行った経験はないとのこと。もちろん映画は解説を待たずに進んでいきますし、隙があるかと言えば『勝手にしやがれ』は会話量も少なくありません。誰の目にも実況上映は難しく見えます。今回のイベントは堀さんにとっても、元町映画館にとっても、チャレンジ企画だったのです!

私もお客さまと一緒に鑑賞させていただきました。実況上映の感想はズバリ…「おもしろかった!」。堀さんには『勝手にしやがれ』のどういったところが革新的だったのか、を中心に解説していただいたのですが、上映後のイベントとは違い、実際の映像を見ながらなので、やはり記憶を辿らせる必要がない分、ダイレクトに伝わります。また、「ここから長回しになります」や「このシーンはゲリラ的に撮影しています」など、予告をして下さったので、私も三回目の鑑賞でしたが、新たな側面から『勝手にしやがれ』を鑑賞できているという実感がありました。

実況上映のもう一つの魅力を言えば、雰囲気にあるのではないでしょうか。映画を観ながら誰かの話を聞くという実況上映は、家で家族や友人たちと一緒に映画を観ている時の感覚に近いです。今回のイベントでも「堀さんのご自宅に招かれて映画を鑑賞している」と言ったら変な表現ですが、そんな奇妙な(良い意味です!)ライブ感と一体感があったように感じています。

せっかくご来場して下さったお客さまもいますので、解説内容には詳しく触れませんが、ゴダールの作家としての原点が詰まっているのだなと私は感動しきりでした。ジーン・セバーグの旦那さんやトリュフォーの友達など、出演者の紹介も面白かったです。それと堀さんの実況上映に合わせた簡潔なトークも流石の一言でした。

実況上映は次回もあるのか?!乞うご期待です!

(斉藤)   


2016.11.20
やっぱり日本酒が好き『カンパイ!世界が恋する日本酒』宍粟市山崎の酒蔵見学を実施しました。


日本酒3人のアウトサイダーの姿を追ったドキュメンタリー映画『カンパイ!世界が恋する日本酒』の上映を記念して11/3(水・祝)兵庫県宍粟市の酒蔵「山陽盃酒造」「老松酒造」にて酒蔵見学を実施してきました。

宍粟市山崎は日本酒の産地としてかつては多くの酒蔵があったと聞いておりましたが、今回は2つの酒蔵にお邪魔してきました。当日20名の定員はあっという間に埋まり、お酒はもちろん、宍粟市の食を堪能。

酒蔵ではお酒作りの真っ最中。実際にお酒を作っている蔵の中でお酒を飲めるなんてなんて幸せ。また杜氏さんの生解説つき。播州一献をはじめとした定番から大吟醸までご用意していただき、「あともう一杯!」という方が後を立ちませんでした。それにしても旨い。新しい自分の好みに出会えるのも酒蔵見学の魅力です。疑問に思うことがあればそこにプロ(杜氏)がいるのですぐに答えてくれる。

またお昼ご飯は酒蔵近くの料亭「菊水」さんに移動して、地元の宍粟牛のしゃぶしゃぶやあまごの造りなどを日本酒と共に味わいました。老松の社員の方も同席し、熱燗の美味しい入れ方講座なども同時進行で開催。締めのもくずがにの味噌汁が絶品でした。

思い返せば、美味しい思い出しかありません。兵庫県はどこへ行っても食べ物が美味しいと改めて実感しました。なんか食レポみたいになってしまいましたね。

今まさに酒作りでお忙しい時期に説明してくださった酒蔵の皆様、そして山崎の皆様本当にありがとうございました。お土産にいただいた宍粟牛のビーフジャーキーなどは今後、商品化して販売予定とのこと。この美味しさみんなに広がれ!

(芋羊甘)   


2016.11.16
短編『沖縄』上映&米退役軍人によるトークイベント開催しました!


上映中の『済州の魂たち(チェジュのゴーストたち)』のレジス・トレンブリー監督が所属している米退役軍人による平和団体ベテランズ・フォー・ピース(以下VFP)のメンバー2名が来日し、各地で平和のためのスピーキングツアーを行います。公開記念特別企画として11/15(火)の夜、レジス監督が沖縄を訪れた際に制作した短編映画『沖縄 −彼らは銃剣とブルドーザーでやってきた!』の上映と、退役軍人によるトークを開催しました。

まずは『沖縄』の上映から。レジス監督は次回作の取材のため沖縄を訪れましたが、その現状を見て「これは一刻も早く伝えなければ」という思いで次回作の前に短編として急ぎまとめたそうです。そのためか、いくつか事実との相違があると沖縄の方から指摘を受け、公式に修正を表明されています(日本語訳はこちらからご覧いただけます→)。

上映している『済州の魂たち』は、四・三事件やカンジョン村基地建設問題など、不当な扱いを受けながらも闘い続ける済州島の人々を描いた作品ですが、『沖縄』でも同様に辺野古や高江で闘う人々の姿と沖縄の歴史が描かれます。

上映後は、来日した2名のVFPメンバーのトークを行いました。陸軍でアフガニスタンに2度派兵されたローリー・ファニングさん、海兵隊の特殊部隊としてイラク派兵されたマイク・ヘインズさんです。自己紹介のあと、お2人は「アメリカ人として、第二次世界大戦での広島・長崎への原爆投下、東京や神戸をはじめとする200以上の都市への空襲、また71年もあのような状態に置かれ続けている沖縄について心から謝罪を申し上げたい」と頭を下げられました。初夏にオバマ大統領が広島を訪れた際、原爆投下に対しての謝罪がなかったことを恥ずかしいと思っている、とも。

お2人とも、実際に戦争を体験してみて「間違っている」と痛感したそう。上官が殺せと言う"テロリスト"の大半は一般市民で、そんな体験が彼らにもPTSDとして色濃く影を落としています。アメリカでは、帰還兵の自殺者は1日に22人にものぼるのだそうです。

会場のお客さまからも質問が次々飛び出し、様々なことを話し合い、共有しました。今回の企画立案をし、ツアーの通訳も務めているレイチェル・クラークさんの「トランプやオバマとは共感できる部分がないが、みなさんとは今同じ気持ちになれている。民間レベルでの外交が世界を変えていく力になるのでは」という言葉に会場のお客さまも強く頷いていました。

『済州の魂たち』は11/18(金)までの上映、スピーキングツアーへの支援(カンパ)も受付中です。

VFPスピーキングツアー2016→

(mirai)   


2016.11.14
『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』スペシャルトーク開催しました!


パリ郊外にある高校の落ちこぼれクラスが、歴史教師アンヌとの出会いにより全国歴史コンクールに挑戦する実話をもとにした『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』。公開初日である11/12(土)、実際に中学校で歴史の教鞭を取る平井美津子さんをお招きして、トークイベントを開催しました。

トークのテーマは「自国の負の歴史とどう向き合うか」。映画ではアウシュヴィッツが取り上げられていましたが、日本にもまだ解決を見ない反省されるべき歴史があります。代表的にはアジア・太平洋戦争における「加害の歴史」ですが、平井さんもアンヌ先生同様、生徒たちに積極的に伝えています。

平井さんが勤める学校では修学旅行でよく沖縄に行かれるそうなんですが、そこでは元兵士の方やひめゆり学徒隊に所属していた方を訪ね、生の声を聞かせます。生き証人に巡り会わせることを重視している点は、実は劇中のアンヌ先生の姿と重なります。(ちなみに映画でも語り部が本人役で登場します。そこでの生徒たちの表情の変化が実に印象的ですが、おそらく実際に語りを聞いてる様子をそのままカメラに収めたドキュメンタリー的な手法だったのではないでしょうか。)体験者の言葉は重みが違います。

学校の授業の方では、遠く昔のことと思わせないように工夫していると平井さんは言います。昨日実際に行った公民の授業を例に、生徒さんたちの様子もお話いただきました。そこではアイドルグループ「欅坂46」の衣装がナチスの軍服がモチーフではないかとユダヤ人の人権団体から抗議を受けた問題を取り上げたとのこと。その授業のディスカッションで出た印象的な意見も紹介してくださいましたが、実にしっかりとした意見で驚かされます。差別に鈍感になってしまわないように歴史を学ぶという、平井さんがトーク中にも仰った授業の意義は、きっと生徒たちに伝わっているのでしょう。

最後に歴史的な出来事を体験した人の語りを聞いた我々=今生きている人が次の世代にどう歴史を伝えていくかの重要性が説かれ、トークイベントは締められました。このように『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』は学びの大切さはもとより歴史を受け継いでいくことの尊さを描いています。12/2(金)までの上映です。ぜひご鑑賞ください。

(斉藤)   


2016.11.9
神戸ハーバーハロウィン2016 シネマキャラ仮装コンテストに審査員として参加してきました。


10/30(日)世の中はハロウィン一色。いたるところでハロウィンイベントが開催されている中、スタッフが審査員として大会に参加してきました。

ハロウィンイベントに参加したことはありませんでしたが、会場は仮装一色。普段は落ち着いているハーバーランドにいる人、人、人?また驚いたことに子供ばかりだと思っていた会場には大人の方もちらほら。そしてみなさん思い思いの映画のキャラクター、そして建築物に扮してランウェイを歩いていきます。どれも映画好きだからこそできるものばかりでした。

特に面白かったのは映画『グラディエーター』の仮装をした親子。あぁ剣闘士ねと思いきや外国語版のブルーレイソフトに扮して出てきました。しかもちゃんとパッケージとして開閉ができる。
欽ちゃんの仮装大賞なら20点満点の出来栄えでした。いや驚いた。

映画の人物だけが主役じゃないのがまた今回の魅力。映画「阪急電車」より、ポートタワーと神戸海洋博物館がランウェイを歩くなんて驚きました。足あるんですね、歩けるんですね。そしてアメリカ映画に出てきそうなホットドッグ屋まで登場。会場は爆笑に包まれていました。

今回は第1回目ということでどれくらいの方が参加するのか全く未知数でしたがこれは初回にしてなかなかハイレベルの争い。そんな中、最優秀者は映画『スーサイド・スクワッド』よりジョーカーとハーレークインの仮装をした仲良し男女グループ。セクシーとワイルドが混在する独特のキャラクターを見事に演じきっていました。エロくて、キュートで、迫力あり。この格好でまた劇場にも来て欲しい!!。しかし仮装するのにどれくらい時間がかかったのかがきになる。

全国でハロウィンイベントはたくさん開催されています。ハロウィンの時期、神戸ハーバーランドの名物になるかも。仮装ってやってみると楽しいもんです。

以上、審査員を務めた工藤俊作(ドラマ『探偵物語』)がお伝えしました。

(芋羊甘)   


2016.11.7
「二十歳までに観とかなあかん映画選(本気)」の開催を記念して、「え~がな500」参加劇場の支配人大集合スペシャルトークイベント開催!


関西ミニシアター7館で学生500円!?
え~がな500『二十歳までに観とかなあかん映画選(本気)』でキックオフ!

10/30(日)ミニシアターの学生動員アップを応援する学生の映画チア部が、関西ミニシアター支配人6名と座談会を開催しました。

元町映画館が2年前に学生料金を期間限定で500円にした企画から始まり、他の劇場さんにも声をかけ7館賛同で『え~がな500』に発展しました。

今年は5月と11月に開催となり、え~がな秋のキックオフとして10/29から『二十歳までに観とかなあかん映画選(本気)』4作特集上映をしました。
『天然コケッコー』『シティ・オブ・ゴッド』『台風クラブ』『トゥルー・ロマンス』

そして特集二日目、元町映画館の舞台に、
第七藝術劇場 松村さん
シネ・ヌーヴォ 山崎さん
京都みなみ会館 吉田さん
立誠シネマ 田中さん
シアターセブン 福住さん
元町映画館 林さん
パルシネマ小山さんは惜しくも欠席
迎えたのはチア部の肥田君と田中君(二十歳まで~の企画発案者)です。

どんな作品を学生は観たらよいのか先輩たち教えてという所から、話は思わぬ多方向に広がりもう終わりとなったのでした。トゥルーマン・ショー、加藤泰、君の名は、オリヴェイラ、etc...

後半『君の名は。』をめぐり、田中さんの持論からそれどういうことって盛り上がりました。
この7館、支配人はもちろん建物も個性的で素敵な顔なんです。

一つ話を簡単に紹介します。
二十歳までに観とかなあかんってどういうこと?と松村さんから質問された肥田君二十歳、彼が選んだ「シティ・オブ・ゴッド」ではスラム街で育つ少年達が同じ環境にいながら、異なる選択をしてそれぞれ違う大人になっていきます、だからという訳です。

ではなぜ彼は他の学生のように映画をあまり観ないという選択をせず、同じ環境にありながらよく映画を観るという選択をしたのでしょうか?
この問いに普遍的に答えることができれば...

(高橋)   


2016.11.7
「ちびっこうべ2016」に参加してきました。


デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)さんが開催している2年に一度開催される神戸の子どもたちとクリエイターが一緒に作る夢のまち「ちびっこうべ」。そのまち作りに元町映画館も参加してきました。

"次世代のそぼろ丼"や画材屋さん、新聞社などが立ち並ぶまさに夢のまち。当館はちびっこ元町映画館として子どもたちに映画館のあれこれを一緒に作り上げていきました。

映画館とはいうものの基礎から作り上げた座席数8席、立ち見も入れると15席くらいしかない映画館に子どもたちは興味津々。まずは映像の貸し出しに協力していただいたクリエイターさんの動画をみんなで試写。作品選定をした後はそれをどうやってまちに浸透させ、子どもたちに見てもらうかなど実際の映画館の仕事を体験してもらいました。

そして最後には自分たちで映画館を運営してみる。これが最も子どもたちの気分が盛り上がっていたようです。実はちびっこ元町映画館の受付は子どもたちが作ったもの。私たち大人の想像の遥か上をいく"全自動チケットもぎりマシーン"を作っていました。実際は人の手によってチケットを切っていくのですが、取り出し口から切り取るためのギザギザを取り付けたりなどまさに自由。驚かされました。

映像を見に来てくれた子どもたちの多くは小さい劇場で映像を見ること自体初めての経験だったのでしょうか。反応は様々。約10分の作品を見て笑ったり、驚いたり、怖いシーンでは手で視界を遮ったり様々な反応を見せてくれました。

楽しくもあり大変だった毎日でしたが子どもたちの行動を見ていると映画館の面白さはまだまだ子どもたちに伝わっていない。もっと伝えたい!と思った1日でした。

4日間で1日平均1500人以上の来場があったそうです。こんな素敵なまち、自分が子どもだったら絶対に参加したくなる。協力していただいたKIITOのスタッフさん、サポーターさん、映像を貸していただいたクリエイターさんに本当に感謝です。ありがとうございました。

2年後にまた会いましょう!

「ちびっこうべ2016」の公式ホームページはこちら→

「ちびっこうべ2016」ちびっこ元町映画館の上映作品
・「BoNES』→
・『KUROKO』→
・『東京コスモ』→
・『メラン&コリー』→

(芋羊甘)   


2016.11.3
10/30(日)『シュガー・ブルース 家族で砂糖をやめたわけ』でスペシャルトークを開催しました。


「食から始める心豊かな暮らし方」と題して、料理研究家の安藤美保さんにトークをして頂きました。安藤さんは元町1丁目でシェアスペース&キッチン「マルメロ」を主宰、「ネイバーフード」のオーナーをされ、マクロ・ビオティックの見地から食べ物を安全で健康に摂ることなどを研究されています。

お話は、砂糖の歴史から始まり、現代人は体に悪い砂糖とどういった関係性にあるのか、砂糖を摂らないとすれば甘み素材は何を摂ればよいのか、砂糖を使わないお菓子などのレシピ、そして、砂糖だけではなく、食べ物全般の安全で健康な素材選び。などについてお話して頂きました。

安藤さんは、やはり摂取量が問題だと言います。摂りすぎると映画のように糖尿病になったり、それほど大きな病気にならなくても、体調が悪くなったり、抵抗力が落ちるなど、気付かないまま身体をこわしているのです。
加工食品や外食などは、砂糖や塩分が多く入っています。それらを日々摂っているので、中毒性の砂糖などはそれを求めるようになり、砂糖や塩分の取り過ぎになるのです。安いからと、企業の大量生産の砂糖がたくさん入った物を摂って、病気になって、薬漬けになってしまうと、結局はお金がかかったりして、負の循環に陥ってしまいます。そんな現代人でも、オーガニックな食材で作った物を摂っていくと、体が慣れて少量の甘みや塩分でも普通に美味しく感じるようになるらしいです。そうすれば体調も良くなっていきます。

映画にもあったように、現代は砂糖が加工食品全般に入っています。それを全部やめるというのは大変です。加工食品を食べないということは「自分で加工する」しかありません。昔は添加物無しで作っていたので、できないわけではありませんが、やはり全廃するのは容易ではありません。
安藤さんは、絶対に摂らないと最初から決めるのではなくて、徐々になくしていけば良いと言います。小さな取り組みから始めましょうと。
少なくしていく方法としては、まず最初は目に見える「白い砂糖」をやめ、サトウキビ由来の黒糖や、洗双糖(粗糖、きび糖、赤ザラメなど)、ビーツ由来のテンサイ糖、その他蜂蜜、米飴、甘酒、ドライフルーツ、フルーツジュース、さつま芋、かぼちゃ、などに代えてみるということです。
心も体も、食べたもので変わります。と安藤さんは言います。砂糖だけではなく、自分が食べているものの素材に注目して、正体を知り、意識して食べるようにしましょう。それが、どうゆう風に作られたものなのかを知った上で、素材自体を代えていくことで、だんだんと健康な身体になるということです。

安藤さんのお話を聴いて、自分でも何かできるかもと思いました。
安藤さんは、取り組みとして、地産地消やフェアトレードなどをされています。今は、お味噌を作ったりしているそうです。
最後に、「六甲みそ」さんで作られた甘酒をレモン汁で溶いたものを皆さんに振舞って下さいました。あっさりしておいしかったです。

小さな小さな消費者の選択の積み重ねにより、生産されるものが変わっていく。安心して暮らせる環境、健康な体を次世代へつないで行きましょう。
「シェア・スペース+キッチン マルメロ」ホームページ→

(おもしろ)   

本日の上映作品

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