不毛な会話を軸に人間の“ダメさ”と“愛おしさ”の迷宮へ誘われ、作品どうしの世界線がつながり合う木村聡志監督のシネマティックユニバース=KCUの特集上映。初日の6/8(土)に『違う惑星の変な恋人』を上映し、上映後に出演と主題歌を手がけられたシンガーソングライター・みらんさんをお迎えし、舞台挨拶とミニライブを開催しました。
音楽以外の表現もやっていきたいと考えていたみらんさん。城定秀夫監督の『愛なのに』(2022年)で主題歌を担当された際に、同作の企画者である直井卓俊さんにそのことと、ファンである中島歩さんと会いたいということを伝えていたそうです。その後、木村監督との企画を進めていた直井さんから本作の話をもらったそうです。「最初はメインだったようだけど、木村監督が人物相関図を作っていくうちにどんどん広がって端っこの方にいってしまった」と笑います。そして会いたいと言っていた中島歩さんとはまさかの恋人役!初対面のホン読みではうまく声が出なかったとか。演じることはとても楽しかったので、今後もやっていきたいと笑顔で話されました。
お話の後はミニライブ、本作主題歌の「恋をして」を含め4曲を披露されました。この主題歌をきっかけに制作意欲が湧いて完成させることができたというアルバム「WATASHIBOSHI」もぜひ聴いてほしいです。西宮市出身のみらんさん、音楽を始めた頃は神戸のライブハウスで友人を作ったり、元町あたりでもよく遊んでいたそう。「今日は懐かしい気持ちになったので」と、その当時に作ったという曲も久しぶりに歌われました。
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アルバム「WATASHIBOSHI」情報→★